22の世界

大卒初任給って、長らく景気の動向を指し示す、
バロメーターでした。

短絡的な話、初任給が前年比で上昇していれば好景気、
低下していれば不景気といった評価。

確かに上昇すれば現役学生達にとっては、
就職にポジティブになれる数値ですが、
じゃあ、景気とイコールかと言うと、そうじゃないですよね。


企業が人材確保に注力すれば、
最優先で検討する項目が給料でしょうし、
そんな理由だけで初任給は上昇します。

人材確保そのものが好景気かと言うと、
団塊世代の退職、海外拠点から国内への移行など、
景気とはまた別の理由も沢山存在します。

加えるのならば、物価が高騰しているので、
今年の新卒の初任給が1191円上がったから、
生活水準も向上するかというと、とてもそんな状況じゃない。

さらに、その後の昇給率はどうなんだろうだとか、

さらにさらに、高卒組や中卒組の初任給は
どうなんだろうと考えると、
水準を低下させる要因はあっても、
高評価できる要因は見当たりません。


初任給という取っ掛かりだけで企業を選択すると、
その後のしっぺ返しが一段と手痛く感じます。

結局、自分の希望や夢と合致して、
充実したビジネス生活を送れる企業に出会えるか、

これに尽きるのですが、「お金は二の次」とは、
言い切れないのが日本の寂しいところですね。


しかし、「ワーキングプア」という社会問題が露呈しているのに、
初任給をクローズアップする経団連って、
潔いのか、色々な不具合を無視しているのか・・・。



日本経団連が9日まとめた今春入社の
新入社員の初任給調査によると、
大卒事務系は20万6969円で前年比0．58％増、
1191円のアップとなったとの事。


大卒初任給、2年連続で1000円超上昇＝景気後退で伸びは鈍化−経団連調査
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080909-00000124-jij-bus_all





【ＰＲ】
リフトアップ　サポーター　マスク
スチームイオン　美顔器　安　送料無料
超音波　美顔器　送料無料　安　ローラー
イオン導入　コードレス　美顔器
美顔器　効果大　フェイスバス　黒ずみ　シミ
美顔グッズ　グッヅ　安　送料無料　効果